サラリーマンから抜け出すタイミング
私の場合は、サラリーマンを7年続けて、独立・起業しました。
起業して10年以上経った今から考えると、まあまあ良いタイミングだったかと思います。
一方で、もう少し早くても良かったかもという思いが今でもあるので、ベストではなかったと思っています。
私の経験や、今までお会いした経営者の方を参考にして、サラリーマンを辞めて起業するベストタイミングについて考えていきます。
前提として、このブログはサラリーマンからの独立起業をメインテーマにしているので、サラリーマンの方に向けて書いています。
総じて言うと、早いに越したことはないでしょう。これは間違いありません。
しかし、せっかくサラリーマンという安定収入がある立場なので、それを最大限活かして、成功確率を上げてから独立起業することを、私はお勧めします。
サラリーマン経験1~3年で起業
ちょと早いかなーーと思います。
いや、これは私がただサラリーマン1~3年目では起業できるほど成長していなかったという私自身の経験から思うことです。
とても優秀な方であれば、3年もあれば十分かもしれません。
しかし、石の上にも三年とか言うつもりもありませんが、この時期は社会人としての一般常識を培う時期ではないでしょうか。
普通の人だと、それで手一杯になってしまうはずです。起業すると、なおさら一般常識が求められます。もう誰もこういう場面ではこうすることが常識だということを教えてくれませんから。
成功確率を上げる上でも、修行期間として3年程度はサラリーマンとして務めることをお勧めします。
ただ、私の知り合いの起業家でも、このステージで起業する方はいます。
特性として、結構個性の強い方が多いようです。
サラリーマン経験4~6年で起業
私はベストタイミングだと思います。
社会常識や会社組織のことを大体把握した上で独立・起業できます。
もし脱サラした後に人間関係を活かすのであれば、人脈を作る時間もあります。
また、私は『週末起業』をお勧めしていますが、週末起業に当てる時間も十分あるでしょう。
それと、サラリーマンのときは、自分のことが手一杯で考えもしませんでしたが、経営者になってから思うこととして、これくらいの期間があれば在籍している会社にそれなりの貢献ができます。
やはり、もらうものを貰って、立場をすべて利用して準備して辞めますでは、社会人としてどうなのと思うわけです。
ただ、このステージで独立起業するには、やはり時間も限られているので入社当時から独立・起業の意思を固めている必要があります。
多少は計画も遅れますので、入社3年後に独立起業を目指して、結果4~6年後に独立するという感じかもしれません。
サラリーマン経験7年以上で起業
私は、7年間サラリーマンでしたので、ここのステージで起業したわけです。
独立・起業するんだという明確な意思が生まれたのは5年目でしたので、少々遅かったと思います。
独立・起業するタイミングが遅れると、それだけライバル起業家の後塵を拝することになりかねないので、決意を固めたらなるべく早いタイミングで踏み切ったほうが良いでしょう。
サラリーマンから抜け出すタイミングまとめ
起業家としての素質があり、自信とお金があれば1~3年で脱サラするのがよいでしょう。
しかし、このステージで独立・起業すると在籍していた会社に余り貢献できないケースが多いです。
満を持して起業するということであれば、ベストタイミングは4~6年でしょう。7年目以上だと遅すぎる感じがします。
私は、資格や才能、自信も顧客もお金も無く独立起業しました。そんな私の私見ですが、4~6年をベストタイミングとさせて下さい。
脱サラ起業は誰でもできます。少しでも成功確率を上げてから独立/起業することをお勧めします!